グループ会社から木質チップを調達
ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社は、茨城県神栖市に建設する「JRE 神栖バイオマス発電所」の起工式を執り行ったことを発表した。
「JRE 神栖バイオマス発電所」は、ジャパン・リニューアブル・エナジーグループの合同会社であるJRE 神栖バイオマス発電所が事業主体となり運営される。発電能力は24,400キロワットで、予想年間発電量は、約54,000世帯の年間消費電力量に相当する、約2億キロワットアワーと大規模なものとなる。
燃料は建築リサイクル材と山林材で、グループ会社で木質チップを取り扱う株式会社エコグリーンホールディングスから調達することで、発電所を安定的に運営することを目指している。
今後はバイオマス発電所も展開
ジャパン・リニューアブル・エナジーは、「再生可能エネルギーの開発を通じ、幸福で持続可能な社会創りをリードする」ことをビジョンに掲げ、これまで、太陽光と風力を中心に、再生可能エネルギーによる発電事業の開発ならびに発電所の運営を全国各地で展開してきた。
そして、今回の「JRE 神栖バイオマス発電所」を皮切りにバイオマス発電事業にも取り組み、電源の多様化による再生可能エネルギー電力の安定的な供給を目指していきたい考えだ。
また、同社は、事業の初期検討段階から、住民や行政機関をはじめとした地域関係者と積極的に対話することで賛同を得て、事業の開発・発電所建設に取り組んできた。
さらに、発電所の建設・運営にあたっては、地元の人材の起用と地場企業・地域に基盤がある企業との取り引きを積極的に行っており、地域社会の発展に貢献していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
http://www.jre.co.jp/pdf/news_20170621_2.pdf