モジュール構造を改良し、排水性や意匠性などの機能面の向上や軽量化を実現
2017年6月21日、ソーラーフロンティア株式会社は、出力および機能性を大幅に向上させた新型CIS薄膜太陽電池「SFKシリーズ」(以下、同製品)の出荷を2018年1月から開始すると発表した。
同製品は、モジュールの構成材料の変更や減量化を行い、質量を現行品比で1.5kg軽量化した。また、フレーム構造を改良して、パネルを水平設置した際の水切り性能を向上させ、汚れの付着による出力低下を抑える機能を加えた。
さらに、太陽電池モジュール表面に露出していた銀色の配線をなくして、黒一色のスタイリッシュな外観が一層際立つよう意匠性を工夫した。
なお、受注は2017年9月8日から、出荷は2018年1月5日からの予定だ。
新型CIS薄膜太陽電池「SFKシリーズ」の概要
同製品は、公称最大出力別に2種類の型式をラインナップした。
公称最大出力180Wの型式SF175–Sのモジュールは、公称最大出力動作電圧92.4V・公称開放電圧120V・公称短絡電流2.18A・エネルギー変換効率14.7%だ。
また、公称最大出力185Wの型式SF175–Sのモジュールは、公称最大出力動作電圧95.0V・公称開放電圧121V・公称短絡電流2.19A・エネルギー変換効率15.1%だ。
なお、両型式とも、公称最大出力動作電流1.95A・質量18.5kg・外形寸法L1,257×W977×H35だ。
(画像はプレスリリースより)

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