出力3.2MWの風力タービン22基を受注
GEリニューアブルエナジー(GE)は6月21日、秋田県秋田市と潟上市における秋田潟上ウインドファーム向け出力3.2MW、風車の直径103m(3.2-103)の風力タービン22基を、風力発電所のEPC(Engineering, Procurement and Construction)請負業者である清水建設株式会社から受注した、と発表した。
風力発電所「秋田潟上ウインドファーム」は、株式会社ウェンティ・ジャパンが51.0%、三菱商事株式会社の100%子会社三菱商事パワー株式会社が43.9%、株式会社シーテックが5.1%の出資による、秋田潟上ウインドファーム合同会社により運営される。
発電出力は国内最大級の約66MW
秋田潟上ウインドファームは、秋田県秋田市と潟上市にわたる日本海側の海岸沿いに設置される。発電出力は国内最大級の約66MWで、一般家庭の約40,000世帯分に相当する電力を供給する。
GEが受注した3.2-103風力タービンは、2014年以来世界中で販売されている実績あるもので、日本の風土に合わせ、駆動装置・電装システムの改良、落雷対策、タワーとブレードの強化を行った。なお、秋田潟上ウインドファームでは、出力を3.0MWに制限したとのこと。
また、タービン類の提供にとどまらず、15年間の保守契約も請け負っているため、秋田県内に保守サービス拠点を開設予定だという。
秋田潟上ウインドファームは、2017年4月に建設開始されており、2020年5月に運転開始予定とのこと。
GEは、世界中で30,000基超、総発電容量約57GWの陸上風力タービンを供給し、日本においても400基以上の風力タービンが稼働、または建設中であるという。
(画像はプレスリリースより)

GEジャパンのニュースリリース
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