チリ共和国ウアタコンド太陽光発電プロジェクトに参画
双日株式会社は6月23日、四国電力株式会社およびフランスの大手建設会社Eiffage SA社とともにコンソーシアム(共同事業体)を結成し、チリ共和国におけるウアタコンド太陽光発電プロジェクト(IPP)に参画すると発表した。
これは、同社にとって、海外におけるドイツおよびペルーに次ぐ太陽光発電事業になるという。
このプロジェクト名は、ウアタコンド太陽光発電プロジェクトとなり、場所は同国北部タラパカ州ウアタコンド地区になる。同プロジェクトでは、太陽光発電プラントの建設・運営から電力の販売まで行うとのこと。
また株主構成は、双日(45.0%)、四国電力(30.0%)、Sojitz Corporation of America(15.0%)、Eiffage SA(10.0%)となる。
完工後3~5年以内に長期売電契約を締結する予定
この設備容量は9万8千KWで、2017年6月のプラント建設着工後、2018年8月の営業運転開始を予定している。売電先については、当面は卸電力市場にて全量を販売し、完工後3~5年以内に長期売電契約を締結する予定とのこと。
なお、経済成長に伴う電力需要の堅調な伸びが期待されているチリは、2050年までに全供給電力量に占める再エネの割合を70%とする目標を掲げるなど、再エネ導入に積極的に取り組んでいる。
また同国は、南米で唯一のOECD(経済協力開発機構)加盟国で、透明性の高い投資環境が整備されているとのこと。
(画像はプレスリリースより)

双日株式会社 プレスリリース
http://www.sojitz.com/jp/news/docs/170623.pdf