水力発電の理解・啓発
山口県では、低廉で安定供給性に優れたクリーンな再生可能エネルギーである水力発電についての理解・啓発を図る取り組みの一環として、初めてフォトコンテストを開催することを発表した。
テーマは「発見!水力発電の魅力」で、撮影対象は、山口県企業局が管理する12ヵ所の水力発電所と、ダムなどの関連施設となっている。
応募作品は未発表の自作品のみで、プリントした写真か電子データで応募のこと。応募締め切りは、2017年12月11日で、応募作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、入賞10点が選ばれることとなっている。
県内の豊かな水資源を活用
山口県が保有する水力発電所は、菅野発電所、水越発電所、徳山発電所、本郷川発電所、生見川発電所、小瀬川発電所、末武川発電所、佐波川発電所、木屋川発電所、新阿武川発電所、相原発電所、宇部丸山発電所の12ヵ所。発電した電気は中国電力株式会社へ売電している。
そして、水力発電についてのパンフレットも作成し、水力発電所のしくみや、家庭に電気が届くまでの流れの説明、また、水力発電の特徴として、水力発電が循環的に利用できる再生可能な自然エネルギーであり、発電時にCO2を発生しないため、地球温暖化防止に貢献していること、運転コストが低く、安定供給に優れていること、純国産のエネルギーであることなどを説明している。
さらに、各発電所の位置や施設概要についても詳細に記載している。
(画像は山口県より)

山口県
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