岐阜県が小水力発電による環境保全推進事業で2次募集
岐阜県農政部農地整備課は6月12日、平成29年度小水力発電による環境保全推進事業の2次募集を行うと発表した。
これは、身近な水路等に小水力発電施設を設置し、あわせて環境保全学習・活動を実施することを通じ、環境負荷の低い小水力発電システムの普及・啓発を図る取組みを実施する団体を募集するもの。
応募対象事業は、岐阜県小水力発電による環境保全推進事業実施要領(平成29年3月15日付農整第878号)第3に基づき、0.1kW程度の小水力発電施設を設置して、環境教育推進型もしくは環境保全提案型であることを求めており、1団体につき1箇所としている。
なお、環境保全提案型では、発電した電力は地域の環境保全に資する活動に必要な施設の電源に使用するか、売電収益を環境保全活動に活用することとし、さらに売電収益の余剰分は県への納付を求めている。
小水力発電施設を活用した環境保全学習の開催を規定
このほか、設置した小水力発電施設を活用した環境保全学習を、年1回以上開催するものと規定している。
この募集期間(2次募集)は、平成29年6月12日から平成29年7月7日(必着)までとなり、活動を行う場所を所管する農林事務所へ提出することとしている。また、7月7日までを質問受付期間として設定している。
そして、評価会議を7月31日に予定し、結果は後日、応募者に通知するほか、ホームページで公表するとのこと。
(画像は岐阜県HPより)

岐阜県農政部農地整備課 プレスリリース
http://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo/nogyo/募集要領(2次募集)
http://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo/nogyo/nogyo-noson/