福島県双葉郡楢葉町に太陽電池モジュール製造工場新設
アンフィニ株式会社は6月8日、福島県双葉郡楢葉町に新設した工場の竣工式を、この7月6日に実施すると発表した。営業開始は、7月3日から行うという。
再生エネルギーは、地球に優しいエネルギーであることから、世界規模で導入促進が推し進められている。
工場新設地となる福島県は、県内エネルギー需要の100%を再生エネルギーで生み出すことを目標に掲げている唯一の都道府県となり、同社は『復興』という想いから、一番身近な再生エネルギーである太陽光発電システムのモジュール製造工場を、福島県双葉郡楢葉町に新設したとしている。
そして、福島県で再生エネルギー製品を創り、さらに「雇用」を生むことで、地元に戻りたくても仕事がなく戻れないといった人達が戻るきっかけを作り、『復興』に少しでも役立ちたいとの想いを新工場に込めたとしている(約70名採用確定)。
5,688枚の太陽光モジュールを設置し約1.5MWを発電
同工場は、福島県双葉郡楢葉町下繁岡字北谷地16番地の約10,000坪の敷地に、延床面積約5,000坪の工場を立地して太陽電池モジュールの製造を行うもの。
また、工場屋根全面に5,688枚の太陽光モジュールを設置して約1.5MWの発電設備としており、約1.2MWの蓄電設備も設置している。
なお今後も同社は、「Link with the future -未来につながることをしよう-」の理念のもと、国内メーカーあるいは“国産メーカー”として、再生エネルギーを国内外に普及させていくとともに、地域の復興と発展に寄与していけるよう成長を続けていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

アンフィニ株式会社 プレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000154200/