アジア太平洋地域で、Chava Wind社製風車の独占販売権を獲得
再生可能エネルギーを中心とした事業を展開する株式会社Looopは、米国はマイアミに本社を置くChava Wind LLCと資本業務提携し、アジア太平洋地域におけるChava Wind社製風車の独占販売権を獲得した。なお販売予定時期は2018年度を見込んでいる。
普及が進むも課題が多いプロペラ型風車
再生可能エネルギーの固定価格買取制度施行により、風力発電は太陽光発電やバイオマス発電などと共に重要な役割を担っているが、その多くはプロペラ型風車の設置によるものとなっている。
大型のプロペラ型風車の設置には、地形の考慮や風車が発する騒音による民家への配慮、それに乱流への対応など、多くの課題が指摘されている。
困難な場所でも設置可能なダリウス型風車
それらの課題を克服すべく採用されたのがChava Wind社のダリウス型風車で、プロペラ型風車では従来困難とされた地域でも設置可能な、構造上の特徴を有する製品となっている。
同社ではChava Wind社との資本業務提携により、これまで設置困難とされた場所においても風力発電設備の建設を進め、太陽光発電設備に続く再生可能エネルギーとして、普及拡大を推進していくとしている。
【Windleaf2500製品概要(予定)】
最大耐風速:77m/s
ブレード数:3
高さ :約30m(ブレード含む全高)
タワー :油圧式可倒タワー
定格出力 :19.9kW
定格風速 :11m/s
基準出力 :19.9kW
(プレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)

@ press 株式会社Looop プレスリリース
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