水力の電気を届ける家庭向け初の料金プラン創設
東京電力エナジーパートナー株式会社は6月1日、家庭で再生可能エネルギーの電気を使いたいという顧客の声を受け、東京電力グループの一般水力発電(揚水発電およびFIT電気を除く)を電源とし、関東エリア9都県の顧客を対象とする料金プラン「アクアエナジー100」を創設したと発表した。
同プランは、発電の際にCO2を排出しない水力発電の電気のみを販売する、家庭向けでは国内初の料金プランとなり、同プランに加入すると、電気の使用によるCO2排出量(一般家庭で約1.5t/年)がゼロになるとのこと。
6月1日から電話とWebサイトで受付を開始
これによる売り上げの一部は、東京電力グループの水力発電の設備改良による高効率化や水源涵養林の育成など、水力電源の維持・拡大へ活用される。
また、水力発電所立地地域の魅力ある名産品・地元イベントなどのPRや同プラン加入顧客を対象とした体験イベントの開催などを、地域一体で展開するという。
なお、同プラン加入者に対して提供する最初の特典として、水力発電所立地地域の一つであり尾瀬国立公園を有する群馬県片品村の農業収穫や文化体験、尾瀬ヶ原での木道整備やシカの生息実態調査体験などの案内をする予定とのこと。
「アクアエナジー100」は、同日から電話とWebサイトで受付を開始する。
(画像はプレスリリースより)

東京電力エナジーパートナー株式会社 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/(別紙)「アクアエナジー100」の概要
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/