自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月06日(火)
 自然エネルギーニュース・コラム

環境省、二国間クレジット制度でモンゴルのプロジェクト2件を登録

太陽光
省エネ
バイオマス
電力小売
水力
風力
行政
地熱
テクノロジー
海外
コラム

環境省、二国間クレジット制度でモンゴルのプロジェクト2件を登録

このエントリーをはてなブックマークに追加
太陽光発電でCO2排出量を削減
環境省は、「二国間クレジット制度を利用したプロジェクト設備補助事業」の案件として、モンゴルにおけるプロジェクトが2件登録されたことを発表した。

環境省
今回登録された1件目は、「首都近郊農場での2.1MW太陽光発電による電力供給プロジェクト」で、太陽光発電施設を建設し、火力発電の一部を代替することでCO2 排出量を削減、また、農業と発電事業の複合ビジネスモデルとして普及を目指し、環境・エネルギー・食糧等の問題解決システムとして実践していくもの。

プロジェクト実施者はファームドゥ株式会社、実施場所はウランバートル市近郊となる。この太陽光発電設備設置による想定されるCO2排出の削減量は、29,496トンである。

2件目は、「ダルハン市における10MW太陽光発電事業」で、変電所の隣接地に太陽光発電プラントを建設し、発電した電力をグリッドへ送電して、CO2排出量を削減するもの。

プロジェクト実施者はシャープ株式会社、実施場所はダルハン市近郊となる。この太陽光発電設備設置による想定されるCO2排出の削減量は、157,094トンである。

環境省による資金支援事業
JCMは、日本が、世界的な排出削減・吸収に貢献するため、途上国への温室効果ガス削減技術・製品・システム・サービス・インフラ等の普及や対策を行うことで、日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するもの。

現在、JCMのパートナー国は、モンゴル・バングラデシュ・エチオピア・ケニア・モルディブ・ベトナム・ラオス・インドネシア・コスタリカ・パラオ・カンボジア・メキシコ・サウジアラビア・チリ・ミャンマー・タイ・フィリピンの17ヶ国。

また、環境省では、途上国における優れた低炭素技術等の普及を通じた温室効果ガス排出削減プロジェクトを促進するとともに、JCMの下でクレジットを獲得することを目的とした資金支援事業を実施している。

(画像は環境省より)


外部リンク

環境省
http://www.env.go.jp/press/104125.html
Amazon.co.jp : 環境省 に関連する商品
  • Jパワー、秋田県にかほ市で「にかほ第二風力発電所」の建設工事を開始(8月1日)
  • ソーラーフロンティア、戸建て住宅購入検討者対象に家庭のエネルギー意識を調査(7月30日)
  • 広島ガスと中国電力、新会社設立しバイオマス混焼発電事業を実施(7月30日)
  • 生駒市、地域エネルギー会社『いこま市民パワー株式会社』を設立(7月30日)
  • エーオンジャパン、太陽光パネルメーカーの出力保証をバックアップする保険スキームを開発(7月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->