地方創生研究所イノベーションハブプロジェクトの第一弾
金沢工業大学は5月22日、金沢工業大学研究ブランディング事業において、地方創生研究所イノベーションハブプロジェクトの第一弾として、流雪溝の流れを活用した小水力発電「白峰まちづくり発電所」を完成させ、その完成式を5月26日に開催する、と発表した。
流雪溝から取水し発電する小水力発電所
金沢工業大学は、文部科学省平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」に選定され、Aタイプ(社会展開型)の「ICT・IoT・AIの先端技術を活用した地方創生」事業を、地方創生研究所で展開している。
地方創生研究所は、産学連携で地方創生イノベーションを実現するため、イノベーションハブとしての役割がある。
白峰まちづくり発電所は、流雪溝から取水し発電する小水力発電所であり、地方創生研究所のプロジェクトとして初めての社会実装事例となる。NPO法人白峰まちづくり協議会が、地域活性化事業として建設した。
発電設備は、金沢工業大学と共同で事業を推進している荏原商事株式会社、株式会社別川製作所の協力により完成した。
地方創生研究所は、今後発電所から得られた各種データを、ビッグデータとして再生可能エネルギーの研究に活かしていく、とのこと。
白峰まちづくり発電所の完成式は、石川県白山市白峰の白峰まちづくり発電所前にて、5月26日に開催される。
(画像はプレスリリースより)

金沢工業大学のニュースリリース
http://www.kanazawa-it.ac.jp/