イタリア大手電力会社と覚書を締結
5月24日、丸紅株式会社(以下、丸紅)はイタリア大手電力会社エネルエスピーエー社と5月23日に共同開発に関する覚書を締結したと発表した。
これまでの知見とノウハウを活かす
イタリア・ローマで事業を行っているエネルエスピーエー社は1962年12月6日設立。電力・エネルギーに関する公益事業を行っている。代表者はPatrizia Grieco氏とFrancesco Starace氏。
丸紅では国内を含む全世界22カ国において総計10ギガワット以上の持分発電容量を保有。その内の約4割がアジアにおける発電であり、ガス焚き火力発電所は全体の6割以上を占めている。
これまでの知見とノウハウを活かして電力の安定供給によりアジア各国の発展に貢献していくことを目指しているとのこと。
アジア圏で発電事業案件の共同開発
丸紅とエネルエスピーエー社はアジアにおける発電事業案件の共同開発に係る検討を開始することに合意。
今回の覚書ではアジアの中でも特にインドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ベトナム、マレーシアを中心に、実現可能性調査を含めた共同開発を検討していくことで基本合意した。

丸紅株式会社プレスリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2016/release/00034.html