再生可能エネルギーの普及・促進を図る
群馬県は、住宅用太陽光発電設備を設置する個人を対象とした低利の融資制度、「住宅用太陽光発電設備等導入資金」について、同県のホームページにて掲載している。
同県は日照時間が長いが、その特性を活かし、再生可能エネルギーを普及・促進させるために同制度が創設された。同制度においては、創った電気の自家消費拡大を図る観点から、太陽光発電と蓄電池を合わせて設置する場合も融資対象とする。
受付開始は、5月下旬から6月上旬を予定している。予算額は1億5000万円、融資枠は3億円。融資限度額は最大300万円で、件数は100件。
融資限度額最大300万円 固定金利年1.0% 償還期間10年以内
融資対象者は、群馬県内に居住する新築、または既存の住宅に同設備を設置する者で、自己資金のみでは資金調達が困難である者。なお、その他の対象条件は、県税を滞納していない者、事前に購入・着工していない者、金融機関が定める審査基準を満たす者となる。
対象設備は、住宅用太陽光発電システム、または、同システムと蓄電池を合わせた設備となる。なお、太陽光発電システムは10キロワット未満とし、対象設備に該当する製品は未使用品に限る。
融資限度額は、住宅用太陽光発電システムのみの場合200万円、同システムと蓄電池を合わせた場合300万円。融資金利は固定金利で年1.0%、償還期間は10年以内。保証は金融機関の定めるところによる。
問い合わせは、群馬県庁環境森林部環境エネルギー課。電話:027-897-2751まで。

群馬県ホームページ 住宅用太陽光発電設備等導入資金
http://www.pref.gunma.jp/04/bl0100031.html