平成28年度地熱開発理解促進関連事業で2件の事業を採択
九州経済産業局は5月19日、平成28年度地熱開発理解促進関連事業について、2件の事業を採択するとともに、併せて二次公募を開始すると発表した。
この事業は地熱資源開発の推進を図るため、地方公共団体や温泉事業者等が地熱の有効利用を通じて地域住民への開発に対する理解を促進することを目的として行う事業を支援するもの。
同局では外部有識者等による審査委員会での結果を踏まえ、2件を採択した。
6月20日12時必着にて二次公募の受付を開始
九州管内の採択事業者の一つは、スズカ電工(株)による「小国町西里地域及び北里地域における地熱発電所と地域との共生や地表調査に関する基礎知識等の勉強会、及び地熱発電所見学会を通じて、地域住民等の地熱開発に対する理解を促進する」(熊本県阿蘇郡小国町西里地区)というもの。
他の一つは、(合)湯平エネルギー開発による「湯平地区に関する文献データを活用した勉強会や、地熱発電所の見学とともに講習会等を通じて、地域住民等の地熱開発に対する理解を促進する」(大分県由布市湯布院町湯平地区)という内容という。
なお、同局では二次公募を同日から行うとし、6月20日(月)12時必着の期限にて応募を受け付けるとのこと。この公募要領等詳細はリンクの資源エネルギー庁ホーページに記載がある。

九州経済産業局 プレスリリース
http://www.kyushu.meti.go.jp/support2/1605/資源エネルギー庁HP
http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1605/