次世代エネルギーへの取り組みを周知
奈良県は、県内に点在している太陽光、小水力、バイオマス等の主要な再生可能エネルギー導入施設をまとめて、奈良県次世代エネルギーパークと位置づけており、夏休みの8月に、これらの施設を巡る見学バスツアーを企画、参加者の募集を行っている。
次世代エネルギーパークとは、自治体と企業が連携し、再生可能エネルギーをはじめとした次世代のエネルギーに関する取り組みを一般の人々に見学・体験してもらうことにより、将来のエネルギーのあり方に関する理解の促進を図る計画について、経済産業省が認定しているもの。
奈良県の次世代エネルギーパークは、平成26年10月30日に認定された。
奈良県エネルギーパークの特徴
施設運営者としての自治体や一般企業だけではなく、社会福祉法人や地元協議会なども参加していることが特徴となっている。
また、災害等の停電時に太陽光発電による電気を周辺地域に提供する取り組みや、再生可能エネルギーを利用した、住民参加による地域おこしの取り組みを進めている施設もあり、地域貢献の役割も担う。
南北に長い奈良県は、地形や気候などの自然環境が変化に富んでおり、それぞれの地域に適合した再生可能エネルギーの利用が行われている。
夏休みの研究テーマにも
見学会は、8月19日に開催、参加料は無料で、参加定員は25名となっている。見学先は、太陽光発電に関する展示等を行っているシャープミュージアム、小水力発電施設の生駒市山崎浄水場。
詳細は、奈良県のホームページを参照のこと。
(画像はプレスリリースより)

奈良県ホームページ
http://www.pref.nara.jp/39282.htm