シミュレーションソフト「Solar Pro 4.4」を発売
株式会社ラプラス・システムは5月18日、最近社会問題化しつつある太陽電池パネルの「光害(反射光)問題」や、系統安定化のために導入が開始された太陽光発電の「出力制御」の検討に有用な、新たなシミュレーションソフト「Solar Pro 4.4」を発売したと発表した。
「Solar Pro」は、太陽光発電システムの発電量予測やシステム設計を行い、有効なプレゼンツールとしても活用できるシミュレーションソフトで、科学的に根拠のある精度の高い本格的なシミュレーションソフトとして、世界でいち早く開発・販売され、国内外のユーザーから高い評価を受けているという。
太陽光発電の出力制御による影響をシミュレーション可能
今回リリースの「Solar Pro」Ver.4.4では、最近導入が開始された太陽光発電の出力制御による影響をシミュレーションできる。出力制御の際は電力会社から太陽光発電の出力を落とすことが求められるが、その制御パターンを「Solar Pro」に登録すれば、出力制御の有無による総発電量の違いを正確に試算できる。
今後、新たな太陽光発電所の計画時には、出力制御を念頭に置いた投資経済性評価が必須となるが、同機能はその検討の際に非常に有用とのこと。
最近は、太陽電池パネルの反射光のまぶしさ等による「光害(反射光)問題」が、太陽光発電における新たな社会問題として注目され始め、反射光まで考慮したパネルの設置方法の検討が不可欠という。
このため「Solar Pro」では、3D CAD上で描いた周辺の建物に対する「光害(反射光)問題」の有無や程度を、あらゆる視点から確認することができる。また、「反射光アニメーション」や「反射光軌跡」などによりシミュレーション結果を可視化し、関係者への説明等に役立てることができるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ラプラス・システム プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/102003出力制御シミュレーション
https://www.atpress.ne.jp/releases/102003/