Jパワー、国内風力23地点目の「せたな大里ウインドファーム」工事着手を発表

電源開発株式会社（Jパワー）は5月20日、株式会社北拓と共同出資する事業会社を通じ、「せたな大里ウインドファーム」の建設工事を開始したと発表した。平成30年中の運転開始を目指している。

この発電所は、大型の風力発電機（シーメンス社製：定格出力3,200kW）を北海道久遠郡せたな町瀬棚区西大里地区と元浦地区に16基設置するもので、この発電所全体の出力合計は50,000kWに出力制御することとしている。

同社グループによる風力発電事業は、せたな町では瀬棚臨海風力発電所（平成17年12月運転開始）に次いで2地点目、北海道内では6地点目の風力発電所となる。

また国内で手掛ける風力発電事業全体としては、この発電所着手で23地点(運転中20地点、建設中3地点)目となり、総出力は494,960kW (運転中409,360kW、建設中85,600kW)となる。

このほか同社は、海外でも風力発電事業を行っていて、平成20年9月からポーランドのザヤツコボ風力発電所（出力48,000kW）にて運転を開始している。



（画像はプレスリリースより）




電源開発株式会社　プレスリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2016/05/