日本の屋根に多い「スレート屋根」に適合した設計に
太陽光発電システム販売の「アブリテックジャパン」は5月18日、日本の屋根に合わせた住宅用太陽光発電システム「FIT ROOF」(以下、新商品)を発売したと発表した。
新商品の特長は、日本で最も多いとされる「スレート屋根」に適合するよう設計されている点だ。屋根にモジュールを取り付けるためには、墨出しを行う必要があるが、新商品は、スレートピッチに合ったサイズに設計されていることから、感覚的に墨出しを行うことが可能だ。
軽量化、部品数の削減で施工時間が短縮
また、施工しやすい点もメリットだ。従来の架台は1つの固定点に14種類の部材が必要だったが、新商品は7種類の部材のみで施工可能だ。さらに、段差調整部材が不要である上に、架台の重量が従来比40%となっており、施工時間の短縮効果が期待される。
なお、従来の施行法ではモジュール間に数十ミリのすき間が生じるものの、新商品は仕上がり後のすき間がゼロとなるため、屋根と一体化した美しい仕上がりとなる。
同社は、高性能化への取り組みと厳しい品質管理で、高品質な製品を提供している。
(画像はプレスリリースより)

アブリテックジャパン(プレスリリース)
http://ablytek.jp/news/?p=277