ウェンティ・ジャパンをはじめとした3社が出資し合同会社設立
株式会社ウェンティ・ジャパン及び三菱商事株式会社、並びに株式会社シーテックは、「秋田潟上ウインドファーム合同会社」を設立し、秋田県潟上市及び秋田市にて、国内最大級の風力発電事業における運営を行うと発表した。
秋田県が公募した県有保安林を活用する風力発電事業に応じて開発
全国有数の好風況となる秋田県の沿岸部地域では、数多くの風力発電所開発が進行している場所となっており、同事業も秋田県が実施した県有保安林での風力発電事業の公募に応じる形で、豊富な風資源を活用し開発していくことになる。
事業主体は、3社により設立された「秋田潟上ウインドファーム合同会社」で、国内最大級となる発電出力は、3MW級風車を22基設置し、約6.6万kWの規模となる。また年間想定発電量は、一般家庭約4万世帯に相当する約142,000MWhを見込んでいる。
建設は2016年9月より着手し2019年前半を目処に稼働開始予定でいる。なお発電された電力は東北電力に売電されることになっている。
風力発電施設建設の総事業費は200億円超
同事業に関する3社の出資比率は、ウェンティ・ジャパン51.0%、三菱商事パワー43.9%、シーテック5.1%となっており、総事業費は200億円を超えると見られている。
3社は同事業を通じて、秋田県の恵まれた風資源を最大限活用し、今後もクリーンな電力を届けていくと述べている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ウェンティ・ジャパン ニュースリリース
http://www.venti-japan.jp/pdf/160520_news_release.pdf株式会社ウェンティ・ジャパン
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