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2025年05月09日(金)
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CSS、完全無料の太陽光発電所向け自動診断サービス提供開始

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CSS、完全無料の太陽光発電所向け自動診断サービス提供開始

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太陽光発電所性能を自動診断する完全無料サービスを提供
株式会社CSSは5月12日、太陽光発電所の性能を自動的に診断する完全無料のサービス「Yield Vision(イールド ビジョン)」のサービス提供を開始したと発表した。

診断サービス
同サービスは、発電所から自動的に取得したデータを解析し、発電所本来の性能やこれまで見逃してきた不具合による影響とその要因を明らかにする詳細なレポートを配信するもので、発電事業者は、レポートに従って対策を打つことで損失を食い止め利益アップが可能になる。

太陽光発電業界は未だ黎明期にあり、発電所の状態を正確に把握し、状況に応じた的確なメンテナンスを実施できている事業者は、皆無に近い状態という。経済産業省もこの状況を問題視していて、今後は事業者に点検・保守を求める方向という。(2016年2月9日閣議決定法律案)

発電所の課題を発見・改善し、利益アップに繋げられる
太陽光発電所ではこれまで、遠隔監視システムなどで実績発電量の把握はできたが、刻々と変化する天候や外部環境から発電所本来の性能は判断する術がなかった。つまり、発電所の問題有無を把握できなかったという。

このため徐々に進行するパネルの劣化や汚れ、機器の不具合、設計ミスなどに起因する損失に気づかない課題を抱えていた。「Yield Vision」の導入により、これまで気づけなかった発電所の課題を発見・改善し、利益アップに繋げられるとしている。

同サービスの特長は、発電所から自動取得したデータを独自のアルゴリズムにより解析、これまで気づかなかった様々な不具合を明らかにする詳細なレポートを配信する。事業者はレポートに従い対策することで損失を食い止め、利益アップと安定した事業運営が可能になる。

無料のデイリー/マンスリーレポートと有料サービスも
デイリー/マンスリーでの2種レポートが配信され、日々は、1日の状況を簡潔かつ正確に記載した1枚が、また月次では、様々な指標の時系列解析や他案件との比較など、約10項目に渡る詳細な分析結果を記載した数十枚に及ぶ内容となる。損失の内訳が分類・定量化され、発電所の問題や不具合が浮き彫りになる。

<価格>
デイリーレポート配信 :無料
マンスリーレポート配信:無料
初期費用       :無料
※無料の基本サービスの他、レポートによって明らかになった問題解決をサポートするオプションサービス(有料)を用意。ユーザーの状況に合わせた個別見積りとなる。


なお、主な有料サービスメニューには、1)発電所にトラブルが発見された場合の原因究明、2)太陽光パネルメーカーとの保証交渉サポート、3)EPCの瑕疵担保責任に関する交渉サポート、など多数の内容がある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社CSS プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/94210

「Yield Vision」Webサイト
http://yieldvision.jp/

デイリーレポートサンプル
http://yieldvision.jp/dl/daily.pdf

申込サイト
http://yieldvision.jp/service/

 
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