九州で数多くのメガソーラーを稼働
自然電力株式会社は、大分県国東市において「国東第二自然電力太陽光発電所」を2015年12月に完工し、2015年12月25日より商業運転を開始したことを発表した。
発電所は、大分県国東市にある民有地約46,700平方メートルに建設された。出力は2.4メガワットで、予想される年間発電量は、一般家庭約800世帯分の年間使用電力量に相当する約290万キロワットアワーである。
自然電力グループが完工した太陽光発電事業は、今回の発電所を含めて15案件。大分県では、国東太陽光発電所(2014年9月)、竹田希望ヶ丘太陽光発電所(2015年7月)野畑太陽光発電所(2015年12月)に続いて、4件目となる。
さまざまな手法で資金調達
今回の発電事業のプロジェクト資金は、当初、豊和銀行と自然電力を種とした匿名組合出資により調達したが、2016年5月1日付けで、事業主である国東武蔵自然電力合同会社が社債を発行し、一般社団法人グリーン・市民電力が引き受けることで、調達額の一部についてリファイナンスを完了した。
自然電力は、資金調達に関して、これまでも地域の金融機関等と協力し、プロジェクトファイナンスの実施や太陽光発電ファンドの設立、信託スキームを活用した資金調達など、さまざまなファイナンス手法での案件組成を実践しており、地域に根ざした自然エネルギー発電所の導入推進を図っている。
(画像はプレスリリースより)

自然電力株式会社 ニュースリリース
http://www.shizenenergy.net/news/release/520