「秋神水力発電所」の営業運転5月10日開始を発表
株式会社シーテックは5月11日、2015年10月から建設工事を進めてきた秋神水力発電所について、5月10日に営業運転を開始したと発表した。
同発電所は、中部電力株式会社(名古屋市東区)が所有する秋神ダムの右岸直下に新設したもので、ダムから放流する維持流量を有効活用して発電するもの。
水車には独オズバーガー社製クロスフロー水車を採用
発電所の設置場所は岐阜県 高山市朝日町小瀬ケ洞地先にあり、この出力は290kWで、想定年間発電量は約133万kWhとなり、これは一般家庭約370世帯分の年間使用電力量に相当する。また、CO2削減量は年間660トン程度となる。
なおこの発電所は、同社が自社開発する初の水力発電所であり、水車には独オズバーガー社製クロスフロー水車を採用している。
水力発電は、再生可能エネルギーの中でも安定した発電電力量を期待できることから、今後も中部電力グループ一体となって、一般水力や維持流量発電の開発に努めて行くとしている。
【株式会社シーテック概要】
中部電力グループに属し、建設業、熱供給事業、再生可能エネルギー事業、設備リース事業他を行う。資本金は7億2千万円、売上高は615億円(平成26年度実績)。
(画像はプレスリリースより)

株式会社シーテック プレスリリース
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