ワンストップサービスの実現へ
5月9日、レカム株式会社(以下、レカム)は株式会社光通信(以下、光通信社)と事業提携に関する基本合意書を締結。合弁会社を設立し電力小売に参入すると発表した。
レカムでは中小企業の顧客に対して情報通信に関する商品とサービスを包括提供するワンストップサービスの実現を目指しており、電力小売参入はその一環。
光通信社では移動体通信事業、OA機器販売事業、インターネット関連事業などを行っている。
出向の営業社員が「ハルエネでんき」販売
合弁会社では光通信社グループ会社の株式会社ハルエネ(以下、ハルエネ)で取次販売を行っている「ハルエネでんき」の販売などを行う予定。
共同出資会社であるレカムエナジーパートナー株式会社では、ハルエネと「ハルエネでんき」の取次に関する契約を締結。レカム及び光通信社より出向の営業社員が販売を行っていく。
光通信と電気のセット販売で顧客の利便性の向上と経費削減へ
レカムでは約6万社の中小企業顧客に対して電力の販売を開始。法人企業に対する低圧電力の販売を行っていく。
ハルエネでは、現在小売電気事業者の登録を申請中。登録録完了後は、ハルエネを小売電気事業者とした商品を販売することも予定している。
今回の電力小売参入でレカムにて提供している自社ブランドインターネット光回線サービス「Ret'sひかり」と合わせて電力サービスを開始することができ、オフィスに必要不可欠な電力とインターネットをセット販売可能。
商品及びサービスラインナップ強化とともに、レカムが目指しているワンストップサービスの実現により近づくことができ、顧客にとっても利便性の向上と経費削減につながる。

レカム株式会社プレスリリース
http://www.recomm.co.jp/Portals/0/pdf/332320160509-1.pdf