出力10,000kWの「いいたてまでいな太陽光発電所」竣工
東光電気工事株式会社は4月22日、かねて建設中だった出力10,000kWの「いいたてまでいな太陽光発電所」が竣工したことから、この竣工式を同日に行ったと発表した。なおこの発電は、すでに3月25日から開始している。
同発電所の建設地は、福島県相馬郡飯舘村で、5年前の東日本大震災にともなう東京電力福島第一原子力発電所の事故により、国からの全村避難指示を受けた場所となる。
復興計画を雇用と資金の面からバックアップ
同社は、運転開始後の保守作業を請け負うとともに、村が策定した 「いいたてまでいな復興計画」の進捗を、雇用と資金の面からバックアップする。
そしてこの事業は、建設資金を福島県のふるさと融資を活用することによって地元雇用促進につなげるとともに、発電した全量は東北電力へ売却することにより売電収益を飯舘村にもたらすといった、正に復興計画の起動力ともいえる事業となる。
【事業概要】
事業運営主体(SPC):いいたてまでいな太陽光発電株式会社
設 立:平成25年2月14日
所在地:福島県相馬郡飯舘村伊丹沢570番地1
資本金:9,000万円( 東光電気工事 55%・飯舘村 45% )
代表者:代表取締役社長 青木宏明(東光電気工事 専務取締役)
【発電所概要】
名 称:いいたてまでいな太陽光発電所
事業地:福島県相馬郡飯舘村飯樋字花塚山1番2 他
発電規模:10,000kW
設備認定:平成25年3月26日
運転開始:平成28年3月25日
(画像はいいたてまでいな太陽光発電HP)

東光電気工事株式会社 プレスリリース
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