3点セットを標準搭載する『スマートハイムシティ研究学園』
茨城セキスイハイム株式会社は4月21日、太陽光発電システムと独自のHEMSである「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket」の3点セットを標準搭載する『スマートハイムシティ研究学園』を、6月1日から発売すると発表した。
同社グループでは、同3点セットを標準搭載する分譲住宅事業「スマートハイムシティ・プロジェクト」を全国展開している。
そしてこれは、環境モデル都市としてつくば市が研究学園で取り組む、つくば環境スタイル“SMILe”「コミュニティ型低炭素モデル街区」形成の一翼を担うものとなり、この特徴は街区全体としてZEH「ネット・ゼロ・エネルギー」仕様としていることである。
ユーザーには環境に優しく、光熱費が少ない経済的な暮らしを享受できるほか、非常時の停電でも電力を一定時間確保できることなどがメリットとなる。
ZEH仕様住宅によるエネルギー自給自足率向上を目指す
また、「まちづくりガイドライン」や街区・住戸の緑化を住民主体で行う「コミュニティ・グリーン」の推進により、長期に渡って住環境を整備し資産価値を維持する仕組みも取り入れる。これらは、住民同士のコミュニティ形成を促進し、災害への備えや防犯面の強化にもつながるとしている。
なお『スマートハイムシティ研究学園』は、鉄骨系住宅「スマートパワーステーション」(蓄電池12kWh搭載)と木質系住宅「グランツーユーf」(同5kWh搭載)で構成され、前者は大容量の太陽光発電システムと大容量蓄電池を搭載、後者は一般的な容量のものを搭載し、街区全体の建物をZEH仕様としている。
同社では、全邸に設置した蓄電池の有効活用を検証し、ZEH仕様の住宅によるエネルギー自給自足率向上を目指す「コミュニティ型低炭素モデル街区」として検証して行くとのこと。
(画像はプレスリリースより)

茨城セキスイハイム株式会社プレスリリース(日本経済新聞社)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=412346&lindID=6『スマートハイムシティ研究学園』の特長
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0412346_01.pdf