8月にサービス提供開始予定
4月21日、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、エナジー・ソリューションズ株式会社、サイバートラスト株式会社、M-SOLUTIONS株式会社の4社はドローン&クラウド ソーラーモジュールIR検査システムの試作を開発し、特許を出願したと発表した。8月にサービス提供開始予定。
保守点検義務化へ
経済産業省資源エネルギー庁では、太陽光発電を長期安定的な電源とする「PV100年構想」を推進中。30年40年と長期的に電力を供給できる太陽光発電所を増やすため保守点検を義務化する意向。
4社では、昨年10月からソーラーモジュール検査のサービス化に向けた取り組みを本格化。今回の発表となった。
低コストで保守点検可能
試作されたシステムでは、自動航行機能を搭載したドローンが赤外線カメラによる検査を行う。
即日撮影データ収集と解析が可能となるため、ソーラーモジュール(太陽光発電のパネル)が不具合や落ち葉などの付着物で発熱してパネルが破損する「ホットスポット」を早期発見可能。発電量の低下やソーラーパネルの交換コスト削減につながる。
サービス開始に向けて、ホットスポットの判別を目視から自動化、データ収集についても手作業から自動作成とする予定となっている。
(画像はプレスリリースより)

ソフトバンク・テクノロジー株式会社プレスリリース
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2016/035/エナジー・ソリューションズ株式会社プレスリリース
http://www.energy-itsol.com/img/pdf/サイバートラスト株式会社
https://www.cybertrust.ne.jp/news/20160421-drone-solar.htmlM-SOLUTIONS株式会社プレスリリース
http://m-sol.co.jp/news/2016/04/drone-prototype/