電力会社切り替え検討者の動向調査結果
4月18日、株式会社グッドフェローズは電力会社切り替え検討者の動向調査結果を発表した。
同社では電気料金比較サイト「タイナビスイッチ」を運営している。
選択肢の多い首都圏の意識が高い結果に
2月17日から1か月間、3万人以上が電気料金比較サイト「タイナビスイッチ」を利用。元東京電力管内の利用者が最も多い結果となった。首都圏は多くの企業が参入し、現段階で60を超えるプランが乱立していることも影響し、消費者の電力自由化への意識が高いことが推測される。
首都圏以外には、元関西電力管内(以下、関西圏)、元中部電力管内(以下、中部圏)、元東北電力管内(以下、東北圏)、元北海道電力管内(以下、北海道)と続く。
新電力会社の参入が少ない元北陸電力管内(以下、北陸圏)・元沖縄電力管内(以下、沖縄)では診断数が伸び悩んでいることが判明した。
一戸建て住まいの診断者が約7割
一戸建てでプラン診断を行った人が最も多かったのは東北圏の82%。次いで北陸圏の78%、元四国電力管内(以下、四国圏)・元中国電力管内(以下、中国圏)の77%と続く。
一方で、集合住宅比率は人口が密集している首都圏が38%と約4割で首位。続いて沖縄の35%、元九州電力管内(以下、九州圏)の31%という結果に。
一戸建てが67%、集合住宅が33%という比率となった。首都圏における集合住宅での診断数の多さが全体の比率の引き上げに影響していると考えられるが、電気料金が多くなりがちな一戸建ての人が約7割ということで診断数の比率が高くなる結果となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社グッドフェローズ プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/98784