CIS薄膜太陽電池採用で高い発電量を実現
ソーラーフロンティア株式会社は、カリフォルニア州のスタテンソーラー社が手掛ける16件の太陽光発電プロジェクトにおいて、同社のCIS薄膜太陽電池が採用されたことを発表した。
今回のプロジェクトでは、スタテンソーラー社は、カリフォルニア州トゥーレアリ郡およびカーン郡にあるアーモンド・ピスタチオ・葡萄などの農場に太陽光発電を設置することとなっている。
発電設備には、同社が独自技術で開発した農地の地形を活かすことのできる架台など革新的な施工技術を採用しており、さらに、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池を採用することによって、熱や影などの影響を受けにくく、高い実発電量を得ることが期待される。
その結果、発電所の開発コストを低減させることが可能となり、法令を遵守することと、農場の既存施設と共存し、長期にわたる安定的で優れた経済性をもたらすビジネスモデルを提供していく考えだ。
各発電所の規模は最大522キロワットで、現在3件が運転を開始しており、残る13件についても2016年中に竣工する予定となっている。
農場運営の経費節減に寄与
スタテンソーラー社は、カリフォルニア州のシリコンバレーとインドに拠点を置く、太陽光発電プロジェクトのための経験豊富なEPCプロバイダー。
既存のインフラストラクチャと共に最適に動作する電気システムやカスタムストラクチャを設計するなど、プロジェクトの要件に応えるための革新的なソリューションを採用している。
今回のプロジェクトにおいても、太陽光発電における専門知識を活かして、農場経営者が運営経費を削減するために役立つエネルギーソリューションを提供している。
(画像はプレスリリースより)

ソーラーフロンティア株式会社 ニュース
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