夜間の災害時にも速やかな避難を支援するLED防災サイン
エコフューチャー株式会社は4月19日、大阪市中央区にソーラーパネルを内蔵したコードレスLED防災サイン「デザインソーラーパネル(DSP)※」を計35台納入したと発表した。同区内の災害時避難所に随時設置される予定という。
※ DSP
日中の太陽光を受けて内蔵ソーラーパネルが発電した電力を、内蔵バッテリーに蓄電して夜間にLED照明を点灯させることで、一日中サインの視認性確保が可能となる「ソーラーパネル内蔵コードレスLED内照型防災サイン」
DSPの特徴には、1)ソーラーパネルで発電するため停電時にもLEDが明るく点灯、2)ソーラーパネルの黒くて機械的な外観が露出せず周囲の景観を保護、3)バッテリーに市販の充電式単三蓄電池を使うため安価で容易に交換可能、があることから、この先予想される南海トラフ地震などでの避難をサポートするもの。
夜間や停電時でも誘導灯としての効果が期待できる
なお同製品の納入は、優れた特性を有すると認められる商品に対して大阪市が行っている通称ベンチャー調達制度の認定を受けたことと、同区が外国人観光客が多数訪れるスポットとなり夜間人口が増大していることから、夜間や停電時でも誘導灯としての効果が期待できるものとして、同区から依頼を受けたという。
【DSP製品仕様】
本体サイズ:360W-360H-37D(mm)
本体重量:約2.8kg
ソーラーパネル:単結晶シリコン
バッテリー:充電式ニッケル水素単3蓄電池
無日照対応期間:5日(フル充電後、1日に12時間LEDを標準輝度で点灯させる場合)
防雨機能:IPX5相当
付帯機能:LED輝度調整、センサー感度調整、点灯時間調整
(画像はプレスリリースより)

エコフューチャー株式会社 プレスリリース(Value Press!)
https://www.value-press.com/pressrelease/160537