広大な敷地を有効活用
株式会社ウエストホールディングス(以下、ウエストグループ)は、広島県安芸高田市に建設していた「ウエストニュージーランド村ソーラーパーク」が完成し、売電を開始したことを発表した。
ウエストニュージーランド村ソーラーパークは、2008年8月31日に閉園した「広島ニュージーランド村」の跡地に建設されたメガソーラー施設。
東京ドーム約20個分という969,279平方メートルという広大な敷地に、太陽電池モジュール38,472枚を設置している。発電容量は9,618メガワット、年間予想発電量は、一般家庭約2,170世帯の年間消費電力量に相当する約10,300,000キロワットで、発電した電力は全量が中国電力へ売電される。
地方創成に寄与しソーラーパークも住民開放へ
ウエストグループは、「総合エネルギーマネジメントで地域創生」のもと、全国各地の自治体89ヶ所と強力なタッグを組み、エネルギー事業を基軸に、地域創生を推進。太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーを、地域に活力を与える産業として位置づけ、他産業の活性化・雇用の創出・経済の循環などを目指し、多岐にわたる事業を展開している。
広島県安芸高田市とは、安芸高田市の公共施設 77ヶ所に、約 3,000キロワットの太陽光発電システムを設置し、エネルギーの地産地消と CO2 削減に取り組んでいる。
また、今回のウエストニュージーランド村ソーラーパークにおいては、太陽光発電所以外の土地や建物は、「広島ニュージーランド村」が営業していた当時の面影を残したまま、今後は広島県安芸高田市を中心とした周辺地域の住民が有効活用できるよう開放していく予定となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ウエストホールディングス ニュースリリース
http://www.west-gr.co.jp