4月1日付で木質バイオマス燃料調達共同企業体を設立
株式会社中部プラントサービスと三重エネウッド株式会社は4月6日、4月1日付で「中部プラントサービス・三重エネウッド 木質バイオマス燃料調達共同企業体」を設立したと発表した。
両社の木質バイオマス発電所2カ所で必要となる原木や木質チップ(年間約15万トン)を共同で調達し、それぞれの発電所に燃料として提供することを目的としており、中部プラントサービスがこの幹事会社となる。
共同企業体により燃料調達の長期安定化を目指す
中部プラントサービスは、三重県多気町で木質バイオマス発電所「多気バイオパワー」(出力:6,700kW)を、平成27年3月から工事を開始し平成28年6月運転開始予定にて建設を進めている。
また三重エネウッドは、三重県松阪市にて「松阪木質バイオマス発電所」(出力:5,800kW)を、平成26年11月から運転を開始している。
このため、両社の設立する共同企業体は、原木や木質チップを地元の森林組合や木材会社などから収集する。また備蓄、乾燥、原木のチップ化、輸送等は一括して外部へ委託することで効率化を図り、燃料調達の長期安定化を目指すとしている。
【共同企業体概要】
名称:中部プラントサービス・三重エネウッド 木質バイオマス 燃料調達共同企業体 (略称:三重バイオマスJV)
住所:(仮事務所) 三重県松阪市小片野町1751-1
設立元:
・中部プラントサービス(本社:名古屋市)
・三重エネウッド(本社:松阪市)
(画像はプレスリリースより)

中部プラントサービス・三重エネウッド プレスリリース
http://www.chubuplant.co.jp/pdf/info_20160406.pdf