風力発電で高い実績の青森県
みちのく銀行は、青森県五所川原市にて大成産業株式会社が実施する小型風力発電事業に関する設備資金に対し、融資を実行したことを発表した。
大成産業は、建設資材の販売や土木工事・耐震工事等を手がけているが、新規事業展開として、地域の自然エネルギー資源を活用した事業に積極的に取り組んでおり、これまでも廃校を活用した太陽光発電事業も行っている。
今回は、五所川原市米田地区の恵まれた風況を活かして小型風力発電事業を行うことになったもので、固定価格買取制度を利用した小型風力発電事業では、五所川原市内で初の取り組となる。
発電設備の出力は合計で約9.8キロワット、2016年3月31日から売電事業を開始している。
地元事業との連携で地方創生
みちのく銀行では、「地域密着型金融推進計画」を策定し、地方創生に資する新事業支援の取り組を積極的に行うことで、地域経済の発展に貢献している。
その中で、固定価格買取制度により成長分野となっている再生可能エネルギーの導入事業に対する融資にも積極的に取り組んでおり、これまでの太平洋沿岸の日照時間や冷涼な気候を活かした太陽光発電に加えて、風力発電やバイオマス発電事業への取り組も強化している。
風力発電事業では、発電事業、風車設置や風車メンテナンス事業などで、地元事業者による参入が期待されており、みちのく銀行は、産官学と金融機関・労働団体との連携をもって、地方創生を目指していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

みちのく銀行 ニュースリリース
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