太陽光発電を応援する電力プラン「太陽のでんき」提供
株式会社NTTスマイルエナジーは4月13日、太陽光発電の遠隔モニタリングサービス「エコめがね」のオーナー向けに、昼間の時間帯にFIT電気(太陽光)100%で供給する電力プラン「太陽のでんき」を、この5月中旬から提供すると発表した。
また併せて、顧客の契約を代行してもらう太陽光発電の販売パートナー会社を募集し、この説明会を4月21日から全国で開催するという。
8:00~16:00の時間帯に届ける電気は、FIT電気100%に
同社は、太陽光発電遠隔モニタリングサービス「エコめがね」の販売を通じ、太陽光発電設備の安定稼働に貢献してきており、現在約2,100の販売パートナーと、87万kW以上の太陽光発電設備を見守っている。また株式会社エネットと共同して、FIT電気を調達、電気(太陽光)を販売する準備を進めてきた。
そして、未来のために太陽光発電を応援できるという価値を持った電気として、共鳴する顧客に「太陽のでんき」を提供することとし、新電力最大手のエネットと共同してつくり上げた電気プランにて、全国の販売パートナーを通じ提供していくという。
「太陽のでんき」サービスでは、8:00~16:00の時間帯に届ける電気は、FIT電気100%になるのが特徴で、どこかの地域の天候が不安定でも全国のいずれかから安定したFIT電気を届けられるという。また、太陽光発電の売電量に応じてポイントを付与する。
また一方、家庭に設置されている太陽光発電でつくられ消費しきれなかった電気は、系統を通じて電力会社へ売電され、系統でつながっている近隣地域で消費される。
申込みは販売パートナーを通して5月中旬以降に受け付け
同社では、この売電を「太陽光の電気のおすそわけ」と捉え、日中に省エネすることで「おすそわけ」を増やすことを応援するため、売電量に応じて電気代の支払いに利用できる「エコめがねおすそわけポイント」として付与するとのこと。
このほか、全顧客が支払う電気代の1%相当額を「再エネ応援ポイント」としてプールし、今後新たに太陽光発電を設置する人への導入支援金として、販売パートナーを経由して活用する。
なお、太陽のでんきを利用するには、電気を利用する場所にて、1)余剰買取方式の太陽光発電を設置している、2)同社の太陽光発電遠隔モニタリングサービス「エコめがね」を利用している、の2点を条件としている。
サービスの提供地域は、沖縄および一部離島を除く地域となり、料金体系・単価は2016年3月まで契約していた電力会社の提供する規制料金メニューとほぼ同等を予定している。この申込みは、同社と業務委託契約を締結した販売パートナーを通して5月中旬以降に受け付けるとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTスマイルエナジー プレスリリース
http://www.nttse.com/info/20160413.html