インドネシアに新たに合弁会社を設立する契約を締結
株式会社長大は4月11日、ブミ・インベスコ・エネジー社(インドネシア)、アラムポート株式会社(日本)の三者間で、ITシステムを活用した発電所の維持管理運営(O&M)サポート事業を共同で推進することを合意し、インドネシアに新たに合弁会社を設立する契約を3月14日に締結したと発表した。
新会社の名称は、アムコ・ハイドロ・インドネシア社(PT. AMCO Hydro Indonesia)で、2016年内にジャカルタ市に設立、設立当初の資本金は30万USドル相当額を予定している。
なお、ブミ・インベスコ・エネジー社はジャカルタ市に本社を置く小水力発電事業会社で、またアラムポート株式会社は、日本国内と東南アジアを中心にエネルギー事業の開発・企画・投資を支援している。
インドネシアは小水力発電事業への民間参入を奨励
約2.5億人の人口を抱えるインドネシアは、人口増加と経済成長により電力需要が旺盛で、積極的な固定価格買取制度の活用により小水力発電事業への民間参入を奨励していて、多くの企業が同発電事業へ参入している。
新会社では、この種の発電所に向けクラウド型O&M情報システムを導入し、発電所のデータ収集、遠隔からのモニタリング、データ解析とそれに基づく助言、レポーティングを中心とするO&Mマネジメント業務を提供する。
また、発電所が持つ潜在的な発生電力量を最大値まで高めることで、インドネシアの各地域のエネルギー効率化に貢献していくという。
【株式会社長大 会社概要】
本 社:東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目
資本金:31億750万円
設 立:1968年2月21日
事業内容:構造・道路・社会計画・鉄道計画などに関するコンサルタント事業のほか、サービスプロバイダ事業などを行う。東証二部に上場
(画像はプレスリリースより)

株式会社長大 プレスリリース
https://www.chodai.co.jp/news/2016/04/012469.html