3年以内に年125万トンの木質ペレットをタイから日本へ供給
BPC株式会社は4月4日、タイのサイアムスチール(Siam Steel International PLC, )の子会社であるSIB社(Siam Inter Biomass Ltd.)と、バイオマス事業での共同展開をすると発表した。
このプロジェクトでは当初、3年以内に年間125万トンの木質ペレットをタイから日本へ供給することとしており、既に業務提携契約と機械設備売買契約書の締結済みという。
年間15万トンの木質ペレット燃料生産工場建設を予定
BPCは、タイの燃料工場で生産した木質ペレットを国内中部地区の大型ストックヤードへ搬送・貯蔵し、その後は同社のクライアントとなるバイオマス発電事業主や、石炭火力発電所の混焼用燃料として大手各社へ販売する計画としている。
なお同社は、バイオマス火力発電事業のコンサルタントおよび関連する燃料の生産・輸入・販売を行っていて、平成27年3月には木質バイオマスの安定供給基盤強化を目的とした「BPCバイオマスプロジェクト」をスタートさせている。
そしてプロジェクトの一環とし、8月には現在日本最大規模を誇る年間15万トン生産可能な木質ペレット燃料生産工場の建設を福島県で開始、完成は平成28年夏頃を見込む。さらに同年12月には、中部地区での大型ストックヤード計画も発表している。
(画像はプレスリリースより)

BPC株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000018568.html