「ケネディクス自然電力ファンド」を共同で設立
3月31日、自然電力株式会社とケネディクス株式会社は「ケネディクス自然電力ファンド」を共同で設立・運用すると発表した。
複数の国内金融法人が出資
「ケネディクス自然電力ファンド」は出資額最大80億円で、総資産規模は最大400億円程度の予定。投資対象は太陽光、風力、小水力又はバイオマス発電所など。複数の国内金融法人が出資する。
再生可能エネルギー発電所の売電収益を原資として、長期安定運用の実現と地域に根差した再生可能エネルギー発電所の開発・運営推進による地域経済の活性化及び発展を目指す。
国内の再生可能エネルギー発電所と金融商品市場の多様化、拡大へ貢献したいとのこと。
再生可能エネルギーと資産運用のノウハウ活かす
自然電力は平成23年の設立以来、太陽光発電事業だけでなく風力・小水力発電事業等も手掛けている。
平成26年には熊本県合志市にて農林水産省の「地域還元型再生可能エネルギーモデル早期確立事業」に採択された「合志農業活力プロジェクト」を開始。太陽光発電所の収益の一部を地域の農業振興に活用する等、発電所立地地域と連携した開発への取組みも行っている。
一方、ケネディクスは平成7年に設立。平成11年からは不動産資産運用事業へ本格参入し、先進的な投資手法や金融手法を活用し、事業を展開してきた。昨今は海外不動産やインフラ資産等の市場の開拓にも取り組んでいる。

自然電力株式会社プレスリリース
http://www.shizenenergy.net/news/15-release/ケネディクス株式会社プレスリリース
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/