今後米国各地で建設する予定の事業に同社のモジュールを供給
ソーラーフロンティア株式会社は、2016年3月30日に米国企業サイプレス・クリーク・リニューワブルズ社との間で、150MWのモジュール供給契約の締結を発表した。
今回の契約により、今後はサイプレス社が米国の各地域で2016年末までに建設を予定している、2MW~10MW規模の太陽光発電プロジェクトに対し、同社のモジュールを供給していくことになる。
米国各地で合計2.6GWを超える実績を有するサイプレス社
今回の契約締結先となるサイプレス社は、米国各地で太陽光発電プロジェクトの開発と運営を展開しており、太陽光発電所の発電規模では既に合計2.6GWを超える実績を有している。
今回、ソーラーフロンティアとのモジュール供給契約の締結について、サイプレス社の最高経営責任者(CEO)であるマシュー・マクガバン氏は、次のように語っている。
「サイプレス社は、太陽光を世界中の人々が容易に入手できるエネルギーとして提供するとの目標を掲げています。ソーラーフロンティアは、この目標を達成する上で頼れるパートナーです。150MWという今回のプロジェクト規模を見れば、サイプレス社がソーラーフロンティアとその製品に寄せる信頼の高さを御理解いただけると思います。」(ニュースリリースより)
米国市場においても確固たる販売網を構築
ソーラーフロンティアは、卓越した生産技術を駆使しそのノウハウを培うことで大きな成長を遂げ、またそのノウハウにより従来型の結晶シリコン太陽電池と比べ、実際の環境下でも実発電量が高く経済性にも優れた「CIS薄膜太陽電池」を開発。
それにより各国の投資家やプロジェクトディベロッパーから高く評価され、世界各地でも顧客基盤を確立してきた。米国市場においても、戦略的に重要な位置を占める顧客との関係を築き、確固たる販売網を構築している。
そして同社は今後とも、再生可能エネルギーである太陽光発電によって、クリーンで快適な暮らしを世界中で拡充していくとしている。
(画像はソーラーフロンティアより)

ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/C054174.htmlソーラーフロンティア株式会社
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