電気料金メニュー対応エコキュート新商品32機種を発売
三菱電機株式会社は3月23日、4月からの電力小売全面自由化により電気料金メニューが多様化することから、これに対応するエコキュート新商品としてSおよびAシリーズの計32機種を、7月8日に発売すると発表した。
同機種は、省エネ性を向上させたほか、三菱HEMSとの接続による太陽光発電システムとの連携運転を実現している。
同商品の特長は、全国の大手電力会社の電気料金プランに合わせて自動調整する「電力契約モード」を計23種類にまで拡大(これまでは11種類)し、各社の多様な電気料金プランに柔軟に対応させたこと。
大手電力会社10社以外の料金プランにも柔軟に対応
また、新機能の「マニュアル設定モード」により、「わき上げ開始・終了時間」「わき上げピーク時間」「土日設定の有無」などを個別に設定できるようにし、大手電力会社10社※ 以外の料金プランにも柔軟に対応させた。
※ 大手電力会社10社
北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力
さらに省エネ性を向上させていて、ヒートポンプユニットの熱交換器の高効率化により全機種で「2017年度省エネトップランナー基準」を達成しているほか、年間給湯保温効率を両シリーズともに従来比で向上させている。
このほか太陽光発電システムとの連携により、各家庭のニーズに合わせ「売電優先」「余剰活用」などといった運転モードを選択できる機能なども搭載した。
(画像はプレスリリースより)

三菱電機株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2016/