ソーラーランタンを新興国の無電化地域で暮らす人々に寄贈
パナソニック株式会社は3月25日、同社の展開する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」※ が、この3月10日で累計寄贈台数が5万台を突破し、目標数値の中間点を超えたと発表した。
※ 【ソーラーランタン10万台プロジェクト】
パナソニックのソーラーランタンを活用した社会貢献活動の取り組み。太陽光を使って発電する小型照明器具としてのソーラーランタンを新興国・途上国の無電化地域で生活する人々に寄贈することで、人々が直面する社会課題の解決に寄与し、生活の質向上のために活用してもらうのが狙い。
3月末時点での累計寄贈台数は6万台を超える見込み
このプロジェクトでは、2012年度は3カ国に10,000台、2013年度は10カ国に14,114台、2014年度は11カ国に20,364台と、アジアおよびアフリカの無電化地域を中心としてソーラーランタンの寄贈を続けてきた。
そして、今月10日にベトナムに702台を寄贈した時点で累計寄贈台数が5万台を超えた。このほか3月中旬にカンボジアに2,400台、バングラデシュに760台を寄贈しており、今後インドネシアやインドおよびコンゴ民主共和国への寄贈も予定していて、3月末時点での累計寄贈台数は6万台を超える見込みという。
インド、ミャンマー、カンボジアなど16カ国に寄贈
同社は今後、創業100周年を迎える2018年までに10万台のソーラーランタン寄贈を目指している。寄贈先は原則としてNPO/NGOや人道支援機関、国際機関などで、これまで16カ国、80の団体・機関に寄贈してきている。
なお寄贈相手先団体からの報告では、ソーラーランタンは子どもの学習や成人の識字教育、安全な出産や治療、所得創出など、夜間のさまざまな活動に有効に活用されているとのこと。
【寄贈製品】
・ソーラーランタン(BG-BL03)
・ソーラーLEDライト(BG-BL04)
【これまでの寄贈累計台数(主要5か国と総数、3月25日現在)】
1.インド:14,006台
2.ミャンマー:9,464台
3.カンボジア:8,914台
4.ケニア:6,008台
5.フィリピン:5,814台
合計:53,260台
(画像はプレスリリースより)

パナソニック株式会社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/topics/143816.htmlパナソニックのソーラーランタン10万台プロジェクト
http://panasonic.net/sustainability/jp/lantern/