出資と共同事業の那須烏山太陽光発電所運転開始を発表
昭和リース株式会社は3月23日、富士古河E&C株式会社の連結子会社である「富士古河コスモスエナジー合同会社への出資を行うとともに、共同事業の「富士古河コスモスエナジー那須烏山太陽光発電所」が運転を始めたと発表した。
両社は、2011年12月に業務提携契約を締結してから、産業用太陽光発電システムのパッケージ商品である「安心リース」の取り扱いなど、共同して顧客の再生可能エネルギー導入を推進してきた。
共同事業者として出資し環境・エネルギー分野で連携強化
この出資は、再生可能エネルギー関連事業を目的に富士古河E&Cが2014年9月に設立した富士古河コスモスエナジーに対し、同社が共同事業者として出資を行うことで環境・エネルギー分野でのより一層の連携強化を図るもの。同社の出資比率は33.3%となる。
同社は、富士古河コスモスエナジーに設備資金のファイナンスや再生可能エネルギー関連事業に関する情報提供や提案などを行い、一方富士古河E&Cは、発電設備の施工や保守・メンテナンス、および再生可能エネルギー関連事業の運営等を行う。
また、共同事業としての第1号案件となる「那須烏山太陽光発電所」は、同社取引先が所有する栃木県那須烏山市の遊休地を有効活用した出力1.7MWのメガソーラーで、2016年1月5日に運転を開始している。発電された電力は、東京電力に売電する。
(画像はプレスリリースより)

昭和リース株式会社 プレスリリース
https://www.s-l.co.jp/images/uploads/160323ffce.pdf