地域資源量調査 同意書を交付
熊本県南阿蘇村において地熱開発を計画する、株式会社レノバを含む3社共同事業者グループ(株式会社フォーカスキャピタルマネジメント、株式会社レノバ、デナジー株式会社)は、地熱資源の資源量調査を実施することにつき、5月21日、南阿蘇村村長より「同意書」の交付を受けた。
「南阿蘇村地熱資源の活用に関する条例」(平成26年12月)に基づき、交付された。今回の同意は、地熱資源の資源量調査に関する同意である。
調査エリア
この地熱資源量調査は、当共同事業者グループの一社である株式会社フォーカスキャピタルマネジメントが、その100%子会社を通じて、南阿蘇村湯の谷に所有する土地(約50万平方メートル)およびその周辺にて実施する予定。同所有地は、数十年にわたって噴気し続けている旧阿蘇観光ホテルの熱水プラントなどを含み、過去の調査でも地熱発電の有望性を指摘されているエリア。
今後の調査スケジュール
今後のスケジュールとして、地表面の地質、断層、熱水で変質した岩石の分布などを調べる地質構造調査、周辺温泉などの温度・流量・成分を定期的に測定・分析することで、温泉等の状況と季節変動などの変化を調べる温泉モニタリングなどを予定されている。
開発の考え方と進め方
現在レノバは、全国各地において、大型メガソーラー発電所(出力合計140MW相当)、バイオマス発電所(出力20MW相当)の事業開発または運営の実績を持っており、発電所の立地する地域との連携・貢献を行いながら、更なる事業の開発を推進していく。
今回の調査では、地域の温泉・自然環境と調和する、長期にわたって持続可能な地熱開発の実現を目指している。
今後も再生可能エネルギー事業の開発を通じた地域との共生・発展を目指しつつ、安心、安全、そして低環境負荷のエネルギー供給体制の実現に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)

Value Press
https://www.value-press.com/pressrelease/142036株式会社 レノバ
http://www.renovainc.jp/business/renewables.html南阿蘇村ウェブサイト
<a href=" http://www.vill.minamiaso.lg.jp/soshiki/2/tinetudoui.html" target="_blank"> http://www.vill.minamiaso.lg.jp/soshiki/2/tinetudoui.html</a>
熊本県ウェブサイト
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_8128.html