デンソー開発新型HEMSを4月発売の戸建て商品から採用
トヨタホーム株式会社は3月24日、株式会社デンソーが開発した新型HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を、4月発売予定の戸建て商品から採用すると発表した。
新型HEMSには、家と車の連携機能を新たに追加し利便性を向上しているとともに、ユーザーニーズに基づいた機能を盛り込み、求めやすい価格を実現したスタンダード仕様の「HeMS」と、これをベースとして家庭のエネルギー管理機能を強化した高機能仕様の「HeMS Pro」の2機種がある。
「T-Connect」対応車載ナビと連携し外出先から玄関施錠も
両機種は「T-Connect」対応車載ナビと連携することで、外出時はナビ画面から玄関ドア電気錠を施錠することができ、また目的地を自宅に設定すると操作画面が起動して、セントラル空調の電源や給湯器の湯はりの遠隔操作が可能となり、到着する頃には家の中を最適な状態にできる。
また、スマートフォンやタブレット端末から、簡単にいつでも消費電力のチェックが可能で、「HeMS Pro」ではさらに、電力計測装置を搭載した分電盤と連携して部屋毎の消費電力をチェックできる。
このほか、トヨタスマートセンターとの連携により、外出先からスマホで玄関ドア電気錠「ラ・ロックⅡ」の施錠や、セントラル空調「スマート・エアーズ」の電源ON/OFF操作などが利用できる。また「T-Connect」対応車載ナビとの連携で、ナビ画面からも同じ機能の利用が可能となる。
(画像はプレスリリースより)

トヨタホーム株式会社 ニュースリリース
http://www.toyotahome.co.jp/corporate/pdf/p160324.pdf