広大な遊休地を活用
JXエネルギー株式会社は、広島県広島市に建設した広島メガソーラー発電所が、3月14日に送電を開始したことを発表した。
この発電所は、JXグループが保有する1.7万平方メートルの広大な遊休地に建設され、発電出力は1.2メガワット。発電した電力は、中国電力に売電される。
合計29.6メガワットの太陽光発電所を稼働
JXエネルギーは、総合エネルギー企業として、従来より電力会社や一般企業に向けた電力供給事業を展開するとともに、新エネルギー事業においては、「ENEOS創エネ事業」に取り組み、燃料電池エネファームの販売や、住宅および公共・産業向け太陽光発電システムの販売を行ってきた。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行された2012年度からは、JXグループの遊休地を活用したメガソーラー発電事業に積極的に取り組み、2013年には、出力1.0メガワットの仙台メガソーラー発電所、1.8メガワットの山口県下松メガソーラー発電所、2.0メガワットの茨城県かすみがうらメガソーラー発電所が送電を開始している。
また、2014年には、1.0メガワットの福島県いわきメガソーラー発電所、2.0メガワットの下松第二メガソーラー発電所、4.0メガワットの秋田メガソーラー発電所の3ヵ所が稼働開始。
2015年には、2.1メガワットの愛媛県松前メガソーラー発電所、1.7メガワットの香川県高松メガソーラー発電所、12.2メガワットの沖縄県うるまメガソーラー発電所、0.9メガワットの大分メガソーラー発電所が稼働開始している。
同社は、今後も、秋田県や茨城県、埼玉県にメガソーラーを建設中であり、様々なエネルギーを提供する「総合エネルギー企業」として、持続可能な社会の発展に貢献していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

JXエネルギー株式会社
http://www.noe.jx-group.co.jp