廃棄物を適正に処分するため、先進的技術の導入を支援
環境省は3月15日、平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金による「廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入促進事業」の公募を開始したと発表した。
この補助事業は、廃棄物埋立処分場等への太陽光発電の導入に当たり、廃棄物を適正に処分するために必要な先進的技術の導入を支援するもので、この公募受付期間は3月15日から5月6日までとなる。ただし公募は、平成28年度予算の成立が前提となっている。
設置方法や維持管理対策に対する先進的な技術導入を支援
太陽光発電を廃棄物埋立処分場などに設置する場合は、排水処理やガス抜き等の維持管理を継続する必要があるほか、廃棄物そのものの重量によって沈下も生ずるため、こうした特徴を勘案した上で設置方法や維持管理対策を行う必要があり、このための先進的な技術の導入を支援するもの。
なお補助対象者は、民間企業のほか地方公共団体、指定された法人などで、補助対象となる事業は交付要綱第4条第1項に掲げられた事業となり、この補助率は1/2となる。ただし、発電機や系統連系設備など、処分場等以外でも必要となる設備等の導入は、対象にならない。
公募等の詳細については、環境省のホームページ(下記リンク)に記載がある。
(画像は環境省HP)

環境省 プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/102154.html公募等の詳細(環境省)
http://www.env.go.jp/recycle/info/solar/index.html