駐車場を利用したカーポート型太陽光発電設備
豊田通商グループでオフィス住環境事業を展開する豊通ファシリティーズ株式会社は、オリックス株式会社と共同で、アウトレット施設の屋外駐車場の一部に、カーポート型太陽光発電設備(PVカーポート)を納入したと発表。
施設共用部分の年間使用量の80%を賄う発電量
設置されたのは三菱地所・サイモン株式会社が運営する、茨城県阿見町の『あみプレミアム・アウトレット』で、屋外第2駐車場500台分に設置されたPVカーポートは、約4,000枚の太陽光パネルを使用し、最大出力1MWとメガソーラー級の発電量となる。
発電された電気は施設共用部に使用され、その年間電気使用量の約80%に相当する、約1,150,000kWhの発電量が見込まれている。
発電だけでなく夏場の遮熱効果や、悪天候時の雨避けとしての効果も
同製品は、駐車場の有効利用という観点から設置されたもので、スペースの有効活用と環境負荷の低減に貢献し、利用者としては夏場の遮熱効果や、悪天候時の雨避けとしての貢献が見込まれている。
今回利用されている架台には、太陽光架台業界で世界NO.1のシェアを誇るドイツメーカーSchletter GmbH製のPVカーポートを、同社が日本の建築基準法に適応させ、導入に関する企画設計施工、そして導入後のメンテナンスまで一括して提供している。
(画像はプレスリリースより)

日経プレスリリース カーポート型太陽光発電設備を納入
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=409995&lindID=5豊通ファシリティーズ株式会社
http://toyotsu-facilities.com/