契約者の屋根に設置した太陽光発電の電力を販売
株式会社日本エコシステムは3月16日、4月1日から始まる家庭向けの電力自由化に際し、契約者の屋根に無償設置した太陽光発電システムにより発電した電力を販売する「じぶん電力」について、申込みの受付を始めると発表した。
これは、これまで太陽光発電の導入を金額面から断念した家庭や、再生可能エネルギーの電力に興味のある家庭のため、太陽光発電導入を手掛けてきた同社のノウハウを生かした電力小売サービス事業で、国内初の取り組みとなる。
太陽光発電システムは、同社が契約者の屋根に設置し、これにより発電した電力を契約者に供給するもので、契約者がシステムの導入費用を負担することはない。契約者は、クリーンで安心な再生可能エネルギーの電気を、そのまま自宅で使用できる。
3月31日までの申し込みでスタートキャンペーン
太陽光発電システムで作られた電気は、停電時(ただし太陽光発電中)に非常用電源として無料で利用できる。同社は、太陽光発電システムで発電した電気が余る場合のみ、電力会社へ販売する。
また、夜間などの太陽光発電システムの電力が不足する時間帯の電気は、株式会社エネットの電気を日本エコシステムから供給するため、契約家庭が太陽光発電の発電不足で停電することはない。
さらに太陽光発電での発電状況は、太陽光発電遠隔監視・計測システムとしての「エコめがね」(NTTスマイルエナジー)を利用して24時間365日モニタリングするため、契約者に異常対応などでの負担は生じない。
なおスタートキャンペーンとして、3月31日までに申し込みをした先着1,000名を対象に、5,000円分の商品券をプレゼントするとし、この詳細は「じぶん電力」Webサイト(下記リンク)に掲載されている。
(画像は『じぶん電力』Webサイト)

株式会社日本エコシステム
http://www.j-ecosystem.co.jp/news/2016/03/jibun.html『じぶん電力』詳細
http://www.jibunden.com/