ハイブリッドタイプとスタンダードの2種類を用意
世界最大規模の総合印刷企業である大日本印刷株式会社は、4月1日より太陽光発電と風力発電に蓄電池を合わせたハイブリッドタイプの省エネルギー型デジタルサイネージ(電子看板)を発売する。
ラインアップは、風力発電と太陽光発電を組み合わせたハイブリッドタイプと太陽光発電単体のスタンダードタイプの2種類。
防災時や防犯を目的としたデジタルサイネージ
近年の自然災害などによる、交通機関のマヒや多くの帰宅困難者の発生、停電や通信の混雑による携帯電話の不通など、災害情報の取得や身近な人の安否確認などができない事態も考えられる。
今回発売されるデジタルサイネージは、街の安全を考慮し防災や防犯を目的としたサイネージで、カメラの搭載も可能。そのため災害時には緊急情報の発信や安否確認などができるなど、様々な機能を併せ持つ。
オプションのWi-Fiスポットや防犯カメラで街の安全に貢献
同サイネージは、平常時は商業用電源と自然エネルギーを利用し、企業広告や地域情報など通常の情報を表示。オプションでの防犯カメラの使用で、安全な街づくりにも貢献できる。
またオプションの「Wi-Fiスポットサービス」を付ければ、今後益々需要が見込まれるインバウンド施策にも対応することが可能となる。
緊急時は情報発信ステーションとして活用
一方災害時には、太陽光や風力によるハイブリッド発電により、停電時でも機能が保持され、蓄電池も併せ持つことで停電後約4時間は液晶ディスプレーが表示される。また電子ペーパーなら、発電量がゼロの場合でも約3日間情報を表示できる。
そのため夜間でも緊急地震速報や避難場所の告知そして被災情報や安否情報、さらにはインフラや交通機関の運行情報など多彩な情報を告知できる、情報発信ステーションとして活用される。
またこのような様々な機能を持つ同サイネージは、企業として採用することで、企業のCSR向上やエコ活動のシンボルとしても有効に活用できると見込まれる。
(画像はプレスリリースより)

大日本印刷株式会社 ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10120764_2482.html大日本印刷株式会社
http://www.dnp.co.jp/