首都圏の顧客を対象とした電気の販売を中国電力が
中国電力は3月7日、この4月からの電力小売全面自由化に合わせ、首都圏(※)の顧客を対象とした電気の販売を始めると発表した。
※ 首都圏
東京都(島嶼地域を除く)、および栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)の各県が対象
この申込みは、3月8日から同社のWEBサイトで受付を開始する。
電気使用量が概ね400kWh/月超の顧客向け料金メニュー
これは首都圏にて、ひと月の電気の使用量が概ね400kWhを超える顧客向けの料金メニューとして、「ぐっとずっと。プラン シンプルコース」を提供するもので、これには基本料金がなく、ひと月の電気の使用量に一律の料金単価を乗じて料金を算定するシンプルな料金メニューとなる(下記リンクの別紙参照)。
【ぐっとずっと。プラン シンプルコース(税込料金)】
・電力量料金 1kW時につき 25円62銭
・最低月額料金 1契約につき 3,240円00銭
・備考
1)アンペアブレーカーの容量に関わらず、一律の料金単価を適用。容量変更を希望の場合は連絡要。
2)燃料費調整単価は、中国地域適用と同じ単価適用。
使用電力量が600kWh(60A)なら月間メリット額1,417円に
また、同社の「ぐっとずっと。プラン シンプルコース」と東京電力の家庭向け料金メニュー「従量電灯B」を、ひと月のモデル料金で比較した場合は以下となるとのこと。
【使用電力量毎のモデル料金比較(平成28年4月分)】
使用電力量 月間メリット額
400kWh(40アンペア) 283円
600kWh(60アンペア) 1,417円
なお、「ぐっとずっと。プラン シンプルコース」に変更した場合の電気料金(目安)は、同社のホームページに公開している「電気料金の試算」から確認ができる。
このほか、「ぐっとずっと。プラン シンプルコース」に加入すると、同社が提供するWEBサービス「ぐっとずっと。クラブ」、「エネルギアポイントサービス」、「コラボレーションメニュー」を利用できる。
(画像は別紙より)

中国電力 ニュースリリース
http://www.energia.co.jp/press/15/p160307-2.html別紙「首都圏顧客対象の料金メニュー/サービスの概要」
http://www.energia.co.jp/press/15/p160307-2a.pdf