5月から長期にわたる生産を開始
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社は、株式会社エヌ・ピー・シーと、太陽光パネルの委託加工に関する長期契約を締結したことを発表した。
この契約により、トリナ・ソーラーは、2016年4月から2018年12月まで、年間約130メガワット相当の太陽光パネルの加工について、エヌ・ピー・シーに委託を行う。
両社は2016年2月に委託加工契約を締結しており、エヌ・ピー・シーは、2016年5月の本生産開始に向け、製造ラインの最適化、仕様変更、テスト生産等の生産準備に入っている。
メイド・イン・ジャパン製品へのニーズに対応
トリナ・ソーラーは、安定した需要が見込める日本の住宅向け太陽電池市場に対する取り組みを強化したいという考えを持っており、一方、それに対し、日本国内における太陽光パネルの消費者は、メイド・イン・ジャパンの太陽光パネル製品に対するニーズが強い傾向があった。
こうした状況において、トリナ・ソーラーがパートナー企業を探していた動きと、エヌ・ピー・シーの受託加工事業という販売戦略が合致するものとなり、今般、両社が受託加工契約を締結するに至った。
両社は、お互いのノウハウや技術を融合させ、日本の消費者に向けて、高品質でコストパフォーマンスに優れた太陽光パネルを提供し、また、太陽光パネルを販売する際にも協力体制を構築し、太陽光発電の普及に貢献していく意向を示している。

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
http://www.trinasolar.com株式会社エヌ・ピー・シー
http://www.npcgroup.net/