国内最大級の太陽光発電システム用屋外型パワコン
東芝三菱電機産業システム株式会社(TMEIC)は3月2日、単機で国内最大級となる1667kW大容量太陽光発電システム用屋外型パワーコンディショナ「SOLARWARETM 1667」を、3月から発売すると発表した。
同製品は、省スペースで大容量のパワコン屋外機ニーズに応え、今回初めて国内市場に投入するもので、高効率とともに設置も容易に行える。
「Intersolar Award 2014」にて最優秀賞を受賞
また日本は、海から離れた場所でも風況などにより塩害の影響を受け易い環境にあるが、同製品は塩害などへの耐環境対策を行っており、国内の設置環境に柔軟に対応可能な構成となっている。
この冷却方式には、ヒート・パイプと冷却ファンの併用によるハイブリット・クーリング方式を採用しているため、エアコンは必要ない。定格出力の40%までは冷却ファンの運転も不要で、補助消費電力の最少化により最大変換効率98.6%を、また実際の運転状態に近いユーロ効率※でも98.4%を達成している。
※ ユーロ効率
各負荷率での変換効率にウェイト付けをして算出するもので、ピンポイントの最高変換効率より実際運転状態に近い変換効率を表す。
なお同製品は、米国内で2.1GWを超える受注実績を有し、太陽光発電業界で最高権威となる「Intersolar Award 2014」において、アジア発のメーカーとして初めて最優秀賞を受賞している。
(画像はプレスリリースより)

東芝三菱電機産業システム株式会社 ニュースリリース
http://www.tmeic.co.jp/news_event/pressrelease/2016/20160302.pdf